施工管理
施工管理とは、現場の責任者や現場を管理する技術員などの業務を行う事です。電力会社から工事の依頼を受け、調査をし、工法を決め、工事計画が出来上がります。
【ラインマンの声】
工事は、基礎・組立・架線のそれぞれの作業員の皆さんにやって頂き、製品の品質や作業員の安全などの管理をします。一つの工事が一つのチームとして、上手くいった時の達成感がとても良いです。
測量
地形・地質・自然環境や土地の利用状況などを調査し、送電線ルートを検討します。ルート確定後は、CADシステムを使って、資機材を運ぶ手段、資機材を置く場所や敷地の舗装、施工方法など工事の設計、施工計画書を作成します。
【ラインマンの声】
送電測量は、現地状況を測量→CAD化し、工事に関わる図面や数量等を設計するとても重要な仕事です。最初は知識・技術・経験もない自分でしたが、今は仲間に恵まれ楽しく仕事に励んでおります。これからもチームワークと信頼関係を大切に、より成長していきたいと思います。
仮設工事
工事を始めるための準備、資材運搬のための工事をします。
基礎工事
掘削機を使って数十メートルの深さまで穴を掘り、鉄塔の脚を支える基礎を作ります。
【ラインマンの声】
基礎工事は送電線の要です。いくら上が立派でも基礎がダメなら、どんな建物も倒壊してしまいます。その為、基礎材の据付等は大変シビアで苦労しますが、その分腕の見せ所でもあります。自分のイメージ通りに工事が終っていくと非常に達成感が湧いてきます。次世代を担う若者も是非、大自然の中でこの仕事に挑戦してみませんか。
組立工事
地上で組み立てた部材はクレーンを使って吊り上げ、人の手で取り付けていきます。
架線工事
鉄塔間に電線を張り、電気を絶縁する碍子、振動防止や着雪防止等の装置を取り付けます。
【ラインマンの声】
架空送電線工事は誰もが知る仕事ではありませんが、送電線がないと世の中は機能しません。高所での体を張った職人技はきつく危険ですが、普段見られない絶景の中で、「あの送電線を作った」と自慢できるスケールの大きな仕事ができます。完工したときの達成感と仕事終わりのビールは最高です。
保守・点検
鉄塔や電線の付属品の修繕、改修工事などを行います。